御師の家 梅谷

「御師の家 梅谷(UMEYA)」2023年7月31日、民泊に登録しました。10人様まで宿泊可能です。

「御師の家 うめやアネックス」 の本館(母屋)です。富士河口湖町の文化財にも指定されている御師住宅です。

詳しくは、こちらまでお電話ください。090-1736-6630   またはメールで。aoa@growing-japan.com

●ブッキング ドット コム からもご予約できます。

「御師の家 梅谷(UMEYA)」

https://www.booking.com/hotel/jp/yu-shi-nojia-mei-gu-umeya.html?aid=1725679&label=spot-lj0065546&auth_success=1

民泊届出番号 第M190035121号  届出年月日 R-05年07月31日

アワ歌を体験しました。6月3日(土) 午後1~4時(終了)

「アワ歌とコトタマの謎を解く」と題して、宮崎貞行先生にる講演がございました。

当家は、富士河口湖町で唯一現存する御師住宅です。町の文化財にも指定されました。

御師の家でほうとう料理を作ったり、いろりを囲んで語り合ったり、祈祷を受けたり、いろいろ体験してみませんか?母屋の奥にある「御師の家 うめや アネックス 」が7月1日に宿坊としてオープンいたしました。詳しくは、【宿泊】のページをご覧ください。


江戸時代の生活にタイムスリップしてみませんか?

建物は、1776年建築。富士河口湖町に現存する最古の御師住宅です。

河口の御師たちは、夏の登山シーズンは宿坊として道者(どうじゃ)さんたちの富士登山のお世話やお祓い・祈祷などをいたします。

春と秋には、道者さんたち檀家の家々を廻って、お札やお薬などを差し上げお布施などをいただく、いわゆる営業活動や富士信仰の普及活動をしていました。

当家の檀那場は、主に長野県は伊那地方や群馬県などにありました。

御師について、こんな言い伝えが残っています。

 

「河口男に大石女」
大石(河口の隣の村)の紬織物はこの部落の重要現金収入で、男の山稼ぎ炭焼や伐採師より高収入となっていました。だから大石娘は終生織姫として過し、一般
農民と違って、男まさりの荒山畑仕事もせず、標高の高い紫外線の日焼けもうけず、色白顔であったといわれています。隣接部落の河口の里は、富士山登拝者の

山麓足留り地として、長い御師文化の歴史をもっていました。御師(おし)の若衆連も陽の目に当たらず、神使や講中との連絡事務や、机に向かっての書きものが

多かったため、顔色も手先もきれいであったので、湖畔に「河口男に大石女」という唄え詞が広まったといわれています。
それほど一般農民とは異なった生活環境下で一生を過ごしました。唄え詞のせいのためか、大石には人並み以上の美女がいたし、河口には娘がふり返るような若者がいた、

と言われています。


「わたしゃ堅気(かたぎ)の大石娘よ
堅気堅気で世も日もおくる
ヤァレ、チャンカラカラ カラカラリン
さっても堅気の器量よさ
ホーイホイホイ ホイ ホイ ホイ

わたしゃ郡内大石娘よ
富士を眺めて世も日もおくる
ヤァレ、チャンカラカラ カラカラリン
さっても心の清らかさ
ホーイホイホイ ホイ ホイ ホイ」

 

(「富士山と河口湖 その周辺の伝説」より抜粋)

 

●いろりで「ほうとう」を作ってみませんか?

ご希望の方は、ご予約ください。

メールアドレス:aoa@growing-japan.com

 0555-76-5181

 

「ほうとう」

山梨県の郷土料理。2007年には、農林水産省により各地に伝わるふるさとの味の中から決める「農山漁村の郷土料理百選」の中の1つに選ばれています。中国渡来の小麦粉加工食品。各地の郷土食ともなっています。なかでも甲州では、武田信玄が仏僧からその製法を聞き、陣中食にも取り入れたと言われ、のちには農民が主食、代用食に用いて郷土食として定着したものです。

●仲間と一緒に団欒してみませんか?

ご希望の方は、ご予約ください。

メールアドレス:aoa@growing-japan.com

0555-76-5181

●みんなで宿泊体験してみませんか?

10名様ぐらいまで可能です。

キッチンもご利用いただけますので、ご自分でお料理もできます。

トイレやお風呂は、残念?ですが洋式です。新しくしました。

ご希望の方は、ご予約ください。

メールアドレス:aoa@growing-japan.com

0555-76-5181



●河口浅間神社でお祓いをされませんか?

御師の家でも行うことができます。

ご希望の方は、ご予約ください。(有料)

メールアドレス:aoa@growing-japan.com   0555-76-5181

 

祭祀行事次第

(手水)

・修祓(しゅばつ)

 祓詞(はらいことば)

 大麻(おおぬさ)

・祭司一拝

・神饌(献饌)

・祝詞奏上(大祓詞)

・玉串拝礼

・神饌(撤饌)

・祭司一拝

(終了)

当家の上段の間で、神事を行います。

●富士山牛玉(ごおう)の版木でお札を刷ってみませんか?

護符として道者さんたちに配布されたものです。また、登拝の道者さんが身にまとう行衣にも摺られました。

絵の上部にあるものは、右が日輪、左が月輪を描いています。三神の像は、木花開耶姫のほか夫の瓊瓊杵尊、父親の大山祗神が描かれています。合掌する猿(申)が描かれていますが、猿は古来から「山の神」ないし、その化身として礼拝されてきました。

三神像も古くは、阿弥陀三尊が描かれていました。


冬の母の白滝です。冬でも滝行をされる方たちがいます。
冬の母の白滝です。冬でも滝行をされる方たちがいます。
5月、母の白滝で行われていた滝行の模様です。
5月、母の白滝で行われていた滝行の模様です。

当家で、NPO法人Happy Villageの主催による『渡辺玉枝さんの自然のおはなし会』が行われました。渡辺玉枝さんは河口の方で、女性最高齢でエベレスト登頂の記録を作られ、新聞テレビなどマスコミを賑わせた方なのです。

おはなし会が終了後、渡辺玉枝さんや参加者の皆さんと雪が残る母の白滝へ行きました。

母の白滝からの絶景ポイントです。参加者も、うっとりです。


歴史の町、河口を散策してみませんか?

 

・パワースポットで人気の神社の7本杉。

・父母杉で安産・子宝を願う。

・2本の楓が1本に結ばれた「連理の楓(れんりのかえで)」で愛を誓う。

・浅間古道(あさまこどう)で富士登山の擬似体験をしてみませんか?往復500mの道のりは、ちょっと息が切れる感じ?私が年のせい?かもしれません。子供達のハイキングやコースを何周かすれば、ちょっとしたマラソンコースに。

・貞観の噴火があった富士山西麓の長尾山も見える山宮社で、瞑想にふけてみる。

・母の白滝と父の白滝でマイナスイオンを満喫。滝行

にチャレンジもすばらしい。

・川口左衛門の墓で、栄枯盛衰の昔を偲ぶ。

・産屋ヶ崎で文学にしたる。芭蕉、岡田紅陽、中村西湖の碑を見ながら富士を眺める。

・御師の家梅谷で富士山信仰の展示を見ながら、囲炉裏でくつろぐ。

 

楽しみ方もいろいろ。

是非、河口へお越しください。

 

【近年発見された遺跡のご紹介】

A●西川遺跡(奈良~近世)

「川」と書かれた須恵器出土。川口の川か?

器に文字が書かれたものは、山梨県でも国中の国分寺など、行政の中心地などに限られているようです。川口は延喜式の時代、甲斐の3駅の一つでもありました。これが見つかったのは、偶然にも我が家(梅谷/本庄)で下水道工事のために道路を掘り起こした時に発見されました。

B●鯉ノ水遺跡(古墳~近世)

古代東海道甲斐路道路

川口は延喜式の時代、甲斐の3駅の一つであったと言いましたが、その道が発見されました。その当時は、甲斐の国府まで京から馬を乗り継いで来たものと思われます。そのため路は極力直線コースで造られたようです。現在残っている御坂路は、若干うねるように造られています。それは近世、軍事的な意味を持っていたとのことです。うねっていると、先が見えにくいから。つまり、相手が見えにくいためだそうです。

 

                                                          ※昔、河口湖は青の斜線の部分まで湖だったといわ                                                          れています。

 

河口左衛門一族のお墓。

 

白川神道学頭だった森昌胤(森顕胤)のお墓。(善応寺の川を隔てた横)


「富士山と河口湖その周辺の伝説」51話。A5判60ページ(税込540円)著者:伊藤堅吉/本庄元直

●amazonでも販売しております。店舗名:グローイングジャパン   0555-76-5181

http://www.amazon.co.jp/dp/B0171ESZF4

 

【目次】 富士山とダイダラ坊(東京) 富士山とアマンジャク(本栖) 聖徳太子富士に登る(河口) 富士講の富士(東京) 河口湖の主(浅川) 筒口(船津) 鵜ノ島の竜(船津) 挟み石と産屋ヶ崎(船津) 富士のコノシロ(東京) 船津胎内(船津) 十二ヶ岳の役の行者(大石) 西丸尾地蔵(船津) 三十三間堂の棟木(河口) 大嵐の力もち(大嵐) 赤坂の鐘掛け松(船津) タツチュウの悲恋(河口) 秦の徐福(河口) 河童の膏薬(長浜) 河口の草わけ(河口) 長浜の笠石(長浜) 親鸞の杖つき銀杏(浅川) 鼻曲り石(小立) 御坂峠の子持石(河口) 剣丸尾と御坂山(河口) 局石(河口) 鬼利エ門(船津) 頭無山(大石) 勝山の怪力嫁(勝山) 頼朝の鞍掛け石(勝山) 天上山の隠し神(船津) ルスヶ岩(大石) メツキイ蛇(河口) 黒駒の絵馬(河口) 小曲崎の子持石(浅川) ムジナ法師(長浜) 御室浅間の竜(勝山) ケチガクボの枝折(船津) 畳岩のお猿さん(船津) 長浜の蛙合戦(長浜) 大桧伝説(河口) オカグッチャンの女たち(河口) 河口男と大石女(大石) 狼塚の由来(河口) 盲目のお地蔵さん(河口) 六首川伝説(河口) 河口御師由緒(河口) ヒイラ石(河口) 河口浅間神社の父母杉(河口) 馬乗り石(河口) パワースポット山宮社(河口) 富士山の神は「かぐや姫」?

河口湖周辺には、古くからいろんな伝説が残っています。少し足を伸ばすと楽しさも更に膨らみます。(「富士山と河口湖 その周辺の伝説」より抜粋)


河口浅間神社の年中行事

元旦  新年祈願 初詣         ※八月五日 湖上祭

五~十三日 道祖神祭          ※八月十三日 迎え盆   

十四日 御筒粥             ※十六日 送り盆

十七日 山の神神社祭          九月十一日 諏訪神社祭 降武隊祭

二十日 道祖神祭(御神木)       ※十五日 十五夜

二月三日 節分             ※十一月十五日 七五三   

十七日 祈年祭             二十三日 新嘗祭 

※三月三日 ひな祭           十二月九日 神社創建記念日

四月二十五日 例大祭(孫見祭)              

※五月五日 端午の節句

七月一日 富士山の山開き                          ※七日 七夕祭り                       

二十八日 おだいだい(太々御神楽祭)                    三十一日 身曾岐祭                     

5月の富士山。